マルバノイチヤクソウ

マルバノイチヤクソウは、
北海道・本州・四国・九州に分布するイチヤクソウ科の多年草で、
深山の明るい林内や林縁に生育します。
イチヤクソウより奥深い山に咲いているそうです。

茎が赤く、葉の形が円形から扁円形をしているのが特徴です。
葉の長さより幅の方が広く、先端が凹んでいる場合もあります。
真っ直ぐ延びた茎の上部に白い花を下向きに咲かせます。
花はやや赤味をおびていて、ガク片の先は尖りません。

イチヤクソウの仲間で、
葉の形が丸いのでマルバノイチヤクソウと名付けられました。
東北の高山にはカラフトイチヤクソウも咲きますが、
花柱が真っ直ぐで短いのが見分ける特徴になります。

[科名]イチヤクソウ科 イチヤクソウ属 多年草
[和名]丸葉の一薬草 [別名]
[学名]Pyrola nephrophylla
[花期]6~8月 [草丈] 15~20cm
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