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カヤラン

カヤラン
宮城県が北限と言われるカヤランを探して、
昨年は小さな花を数個見つけました。
でも、図鑑に載っているような大株の花は無いものか、
森の大木を見つけては、カヤランがぶら下がっていないか見上げていました。

そして、今年の冬に沢山のカヤランがついたモミの木を発見、
花の咲く時を待っていました。

そろそろ花の咲く頃と、出掛けてみたらビックリ!
まさか、こんなに沢山の花が咲いているとは・・・!!
いや~、感激でした~♪

カヤラン
カヤランは、本州の東北南部以南・四国・九州に分布するラン科の多年草で、
岩手・宮城が北限になり、宮城県の絶滅危惧種Ⅰ類に指定された貴重な花です。

木の枝に根を張り木から蒸発する水分をもらって育つ着生ランで、
深い森の沢近くにある苔むした大木など、
朝モヤが立ちこめるような空間湿度が高い場所に育っています。

カヤラン
花は1~1.5cmほどの黄色い花で、
木の表面に根を張ってぶら下がり、葉の根元から花茎を出して下向きに咲きます。
花芽は秋に形成され、寒い冬を越した春に花を開かせます。
 
カヤランの名前は、葉の形がカヤ(榧)に似ている事から名付けられたそうです。
 
カヤラン
三脚に固定しているとはいえ、下から見上げて撮るのは首が痛くなります。
中央の唇弁に赤い模様があるのがわかるでしょうか。
もっと低い位置に咲いていれば花をアップに撮れるのですが、
手の届くような場所にはまったく咲いていませんでした。
 
カヤラン
この、外れて落ちてしまいそうな大株は、隣の大木に着いていました。
後の枝が邪魔になって良く見えないかもしれませんが、
枝の両側にぶら下がり、赤ちゃんのような小さな株もありました。
花は枝に根が着いている株に咲いていて、
根が外れてしまった古い株は花が咲いていません。

カヤラン
70~300mmの望遠ズームをいっぱいに伸ばして撮りましたから、
35mmフィルム換算で600mmの超望遠で撮ったことになります。
クッキリと撮るならコンデジの高倍率ズーム機が撮りやすいかもしれません。

カヤラン
最後の写真は近くにあった枯れ木に残されたカヤラン達です。
この木の西側は伐採されていて風通しがよく、環境が変わってしまったのでしょう。
カヤランも元気無く葉が茶色く変色していました。
住み家とした木とともに次第に枯れてしまうのでしょうか。

カヤランは環境適応性に乏しく環境が変わると育ちにくい植物だそうで、
庭で育てるのは技術より環境が大事とか、栽培の難しい植物だそうです。
見つけてもソッと眺めるだけにして下さいね。

[科名]ラン科 カヤラン属 多年草(着生ラン)
[和名]榧 蘭  [別名]   
[学名]Sarcochilus japonicus
[花期]4~5月 [草丈] 5~30cm


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