ナガミノツルキケマン

花オジ

-
ナガミノツルキケマン
今年撮影した花の中から、まだ掲載していなかった花を紹介します。
この花は、秋に咲くケマンソウの仲間で、
ナガミノツルキケマンと長い名前の花です。
ナガミノツルキケマン
上から葉を入れて撮りました。

ムラサキケマンソウやエンゴサクに似た形の花ですね。
花の着き方がまばらなので、
上から見ると魚が泳いでいるように見えませんか・・?

ナガミノツルキケマン
北海道・本州・九州に分布するケマンソウ科の一年草(越年草)で、
山地の林縁や畑地など日当たりの良いやや湿った場所に自生しています。

ツル性の茎の上部に数個の黄色い花をつけます。
ほかのケマンソウ科の仲間より花数が少なく、ひ弱な感じがします。

ナガミノツルキケマン
ツルキケマン(本州の関東・中部)の変種で、実が長く一列に並んでいるので
ナガミノツルキケマンと名付けられたそうです。
環境省の準絶滅危惧(NT)に指定されています。

[科名]ケマンソウ科 キケマン属 越年草
[和名]長実ノ蔓黄華鬘  [別名]
[学名]Corydalis ochotensis
[花期]8~10月 [草丈]50~100cm
関連記事
Posted by花オジ