ミョウガの花
しかし、撮影しているとヤブ蚊が寄ってきて大変!
10ヶ所以上刺されてしまいましたー。
生産農家の方は、収穫が大変でしょうね。
ミョウガは東アジア原産のショウガ科の多年草で、
古い時代のショウガと共に大陸から渡来しました。
野菜として栽培されたのが全国に広まり、
民家近くのやや湿った場所などに群生しています。
初夏の頃に根本から出たツボミから淡黄色の花が咲きます。
長く伸びたメシベが目立ちます。
夕方にはしぼんでしまう一日花で、花も食べられます。
名前の由来は、ショウガとともに大陸から渡来したときに、
香りの強いほうをセノカ、弱いほうをメノカと呼んだのが、
のちにショウガ・ミョウガになったそうです。
また、釈迦の弟子、周利槃特(スリハンドク)は、
修行熱心で仏道に秀でた人物なのに死ぬまで自分の名前を覚えられなかったそうで、
彼の死後に墓から生えた見慣れぬ植物を、
一生自分の名前を荷って苦労した彼にちなんで『茗荷』と名付けたと云われています。
「茗荷を食べ過ぎると頭が悪くなる。」と言うのは、
この由来による俗説だそうです。